結婚指輪をつくる第一歩は大事な素材選び?
結婚指輪とは、夫婦の証として男女が身につける大切なペアリングです。2人にとって欠かせない大切なもの。
素材によって変質、変色のしやすさや、硬さの違いがあり、長く使うものだからこそ、しっかりと違いを知った上でその素材選びが大切なポイントになります。金属アレルギーが心配な人はより慎重な素材選びが大事。
今回は、結婚指輪におすすめの素材について詳しくご紹介いたします。
一生のお付き合い。実はとても重要な素材!
結婚指輪に使われる素材はたくさんありますが、やはり「プラチナ」が一番人気です。
また、それと同じく高い人気なのは「ゴールド」。
どちらもそれぞれ魅力があり、選ぶ際には悩んでしまいますが、プラチナとゴールドそれぞれ比較していきましょう。
定番素材「プラチナ」の魅力とは?
日本では絶大な人気を誇っているプラチナが選ばれているのには、たくさんの理由があります。
衝撃に強く丈夫で、料理や洗い物など水仕事や、掃除などの力仕事時にでも安心して身に着けることができる素材です。
取り扱いが簡単でメンテナンスの手間が少なく、日常使いの指輪にピッタリと言えるでしょう。
希少性が高いため価格は高くなりますが、金属アレルギーが起きにくいことから、アレルギーが心配な方にもおすすめです。さらに、プラチナは加工がしやすく、体型の変化に応じてサイズ直しがしやすいところも魅力の1つです。
ゴールドの結婚指輪は、混ぜる物でゴールドの色が選べるってホント?
ゴールドといっても、その種類は1つだけでなく「ホワイトゴールド」「イエローゴールド」「ピンクゴールド」など、バリエーションが豊富なところが嬉しいですね。それぞれのゴールドの魅力をご紹介いたします。
▼指馴染みが良い「ホワイトゴールド」
ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウムなどの白い金属が配合されています。
見た目はプラチナの輝きと似ていて白銀の美しい色味が魅力です。
プラチナととても似ていながらリーズナブルなので、素材にかける費用を抑えて、その分ダイヤモンドの白い輝きを引き立たせる工夫ができますよ♪
▼カジュアル派に大人気「イエローゴールド」
イエローゴールドは、金に銀と銅がほぼ同じ分量ずつ配合されています。硬度が高く傷がつきにくく、変色しづらいという嬉しい魅力があります。
また、カジュアルに手元を彩ってくれるので、普段のコーディネートと相性が良いのも特徴です◎
耐久性はプラチナとほぼ同じですが、金は生産量が多いため、プラチナよりもお手頃な価格で手に入れることができます。
▼あたたかみのある優しい輝きと可愛らしい雰囲気「ピンクゴールド」
ピンクゴールドは、金に銀と銅が配合されています。
肌になじみやすいピンク色は人気がありますが、銅が多く含まれているので湿気や汗によって変色することがあります。
美しさを保つためには定期的なメンテナンスが必要。
金属アレルギーの人は慎重に素材選びを
金属アレルギーとは、金属が原因で起こるアレルギーのこと。素材によっては、金属アレルギーに反応してしまう素材もあります。金属は汗などの体液に触れると溶け出す性質があり、金属アレルギーを起こしやすい指輪はホワイトゴールド。
ホワイトゴールドを作るときに金に混ぜるニッケルやパラジウムなどが主な原因。汗などで金属が溶けにくく、金属アレルギーが起こりにくい金属はチタン、ジルコニウム、イリジウム、ステンレスといった素材。
結婚指輪は変色のしにくさにも注目
変色しやすいのはピンクゴールドやホワイトゴールド。
変色しにくいのは、プラチナ、チタン、ジルコニウム、パラジウム、ステンレスなど。
これらの金属は耐蝕性が高く、汗や化粧品が指輪についても他の金属に比べて変色しにくいのが特徴。
まだ迷っているあなたは、ぜひセルフチェックを!
これでも、まだどうしようと悩んでいるなら、自分の手をチェックしてください。
指の色は人それぞれ。肌に合わない色を見に付けると、肌の色がくすんで見える事もあります。まずはセルフチェック!
ポイントは「手の甲に合った色」か、「肌とは異なり引き立たせる色」です。
▼色白な人
推奨素材:プラチナや、ホワイトゴールド
NGな素材:イエローゴールド
シルバー系の素材は肌をよりキレイに際立たせてくれます。また、ピンクゴールドも一番似合うという意見もあります。何にでも合わせやすい色の方です。
▼小麦色な人
推奨素材:イエローゴールド・ホワイトゴールド
NGな素材:ピンクゴールド
ホワイトゴールドは健康的な小麦色を引き立たせる色です。ゴールドが持つ色などに抵抗がある場合は、プラチナとコンビになっている指輪も◎
▼黄色・オレンジっぽい人
推奨素材:イエローゴールド
▼ピンク・赤紫っぽい人
推奨素材:ピンクゴールド
黄色やピンク色の方は、手の甲と近い色で「合った色」になります。
Crafyでは、おふたりがお互いに気に入った金属を選んで指輪をつくることができます。
デザインにこだわることも大切ですが、長く愛用する結婚指輪の素材選びはとても重要なポイントとなります。
ぜひご相談にも乗りますので、お気軽にどうぞ♪